東が丘看護学部 看護学科

時代の変化・社会のニーズに自ら判断し、
行動できる実践力に長けた看護師を育成します。

学びの特色

東が丘看護学部の教育目的は、高度な看護実践能力を身に付けて日本の保健医療福祉を支える、心豊かな・自律的な看護師“tomorrow’s Nurse”の育成”です。国立病院機構のネットワークを活かして、医療現場などで質の高い看護を提供できる看護師を育てます。

ピックアップ授業

臨床検査学演習

検査データの解析法や組織標本の観察などの実習を通して、
看護の基盤となる知識を理解し、看護職として適切な判断ができる能力を育成します。

臨床検査は、患者さんの健康状態を把握し、病気の診断や経過観察をするために臨床現場で日常的に行なわれています。個々の患者に適切な看護を提供するためには、臨床検査で得られる情報を理解し、それに基づいて状況判断する能力が不可欠です。臨床検査学演習を通して、血液・尿を検体とする臨床化学検査、心電図や呼吸機能測定などの生理学的検査、顕微鏡で組織・細胞を調べる病理検査、エックス線検査やCT検査などの放射線検査といった様々な検査の原理と目的に関する理解を深め、これらの検査データから患者さんの状況を判断し適切な看護を提供できる能力を習得します。

資 格

  • 看護師:国家試験受験資格
    東が丘看護学部では、看護師教育に特化したカリキュラムを編成し、4年間の学びを通して看護実践能力を養い、チーム医療の中心となる看護師を育成します。
    国家試験受験資格は学部のカリキュラムに従って履修し、卒業見込みの方に与えられます。国家試験は毎年2月中旬に、全国の各地の所定の試験場で行われます。

主な就職先

がん・感染症センター 都立駒込病院、国立研究開発法人 国立がん研究センター、国立研究開発法人 国立国際医療研究センター、国立研究開発法人 国立成育医療研究センター、国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター 、国家公務員共済組合連合会 虎の門病院、慶応義塾大学病院、社会福祉法人恩賜財団母子愛育会総合母子保健センター愛育病院、聖路加国際病院、千葉大学医学部附属病院、筑波大学附属病院、東海大学医学部付属病院、東京大学医学部附属病院、東邦大学医療センター佐倉病院、独立行政法人 国立病院機構 災害医療センター、独立行政法人 国立病院機構 埼玉病院、独立行政法人 国立病院機構 東京医療センター、独立行政法人 国立病院機構 東京病院、独立行政法人 国立病院機構 村山医療センター、横浜市立大学附属病院 ほか

教員メッセージ

髙田 由紀子 講師

髙田 由紀子 講師

専門分野: 成人・老年看護学

東京医療保健大学では主に、急性期の看護や、救命救急センターでの看護についての講義・実習を担当しています。教科書に書かれていることは一例でしかなく、実際に臨床で遭遇するのはそこには書かれていないケースがほとんどです。授業では、これまでの20 年以上の臨床経験を踏まえ、教科書には載っていないプラスアルファの知識を伝えています。看護行為にはすべて理由があります。それらを一つひとつ言語化することで、なぜ今なのか?なぜその方法なのか? ということを、学生のうちに考える癖をつけてもらいたいと思っています。そして、将来臨床で働いたときに、判断に迷う場面を少しでも減らしたいと考えています。周囲の人々と協力しながら患者さんを支援できる力を伸ばせるよう、日々学生と接しています。