在学生の声

高度先進医療に取り組む日本赤十字社和歌山医療センターでの臨地実習では、実際に患者さんを受け持って病気や疾患などの看護ケアを実践。医療チームの一員として、多職種連携まで経験できました。回復過程に寄り添ってきた患者さんからは、退院時に感謝の言葉をいただき、「私も誰かの役に立つことができる！」という自信につながりました。入院中の身体的・精神的な苦痛の軽減から、退院後にQOL（生活の質）を維持しながら過ごすために何か必要かというところまで、切れ目のない支援について学べたことも、今後に必ず活かせると考えています。

私は養護教諭になることを目標に和歌山看護学部に入学しました。他大学の教育学部などからも目指すことはできますが、看護師免許を取得し、医療の専門知識を理解しておくことで、より的確に子どもの心身の健康を支えることができると考えたからです。和歌山県内の大学で唯一、養護教諭一種免許状が取得できることはこの大学の大きな魅力だと考えています。看護と教育を並行して学ぶのは簡単ではありませんが、リアクションペーパーなどを活用し振り返り学習に力を入れることで、着実に身についている実感があります。