東京医療保健大学IR推進室は、学長のリーダーシップのもとに、教学マネジメントを支えるデータ収集・分析、評価・企画・改善への提案、データに基づく教育改善などの情報公表を行う組織です。
本学においては2022年度「東京医療保健大学 教学マネジメント・チェックリスト」が策定され、2023年度より大学全体レベル・学位プログラムレベル・授業科目レベルごとの点検・評価の実施がスタートしました。IR推進室は、データに基づく教学マネジメントを推進すべく、データを各部局に提供するとともに、次年度の改善の方向性を示すため、特に、3つのポリシー(AP/CP/DP)、アセスメントプラン注1)、学生・就職先企業対象のアンケート調査注2)(7時点での定性的・定量的データ)などの教育改善データを分析・評価・情報公表します。
特に教育活動のアウトカムとなる「学生がどのような能力(コンピテンシー)を身につけたか」の学修成果の可視化をディプロマサプリメント、ポートフォリオ、共通ルーブリックなどを活用することで、出口における質保証、教育活動全体の質保証、内部質保証、社会への説明責任につなげられるよう活動を行っています。
注1)アセスメントプラン
注2)7時点での定性的・定量的データ:①新入生アンケート、②学生による授業評価アンケート、③学生の学修に関する実態調査、④全国学生調査、⑤卒業時アンケート、⑥卒業後アンケート、⑦卒業生が就職した企業へのアンケートから、「社会に対する説明責任」を果たす大学運営を行うために、恒常的・総合的な点検を行う。
IR推進室
IR推進室
IR推進室の目的(IR推進室規程第1条による)
東京医療保健大学の活動状況を把握し、その分析及び評価を通じて教育・研究及びこれを支える経営の改善に資するため、教育・研究・財務・施設・人事等に関する情報の総合的な分析・共有等を図ることを目的としています。
IR推進室の業務(IR推進室規程第2条による)
(1) 大学情報の収集・分析等に係る企画・立案に関すること。
(2) 各部等が収集・蓄積する大学情報の集約に関すること。
(3) 大学情報の統合的分析及び可視化並びに分析結果の共有化に関すること。
(4) 大学情報の分析結果に基づく戦略立案及び意思決定の支援に関すること。
(5) 大学情報の分析結果に基づく資料の作成及び公表に関すること。
(6) 統計調査、情報公開、評価等に対応する大学情報の提供に関すること。
(7) その他前条の目的を達成するために必要な事項。
IR推進室の運営体制
(1)学長戦略本部
2014年に設置されたIR推進室は、2022年に「学長戦略本部」が設置したことに伴い、学長戦略本部の常置組織とされ、学長の戦略立案を支援する組織としての役割を担っています。
(2)IR推進室 室長・室員
IR推進室運営会議要綱で記載のある通り、室長、室長補佐、室員で構成され、2024年度は次の6名です。
職名 | 氏名 | ||
---|---|---|---|
室長 | 副学長1名 | 副学長・医療保健学部 医療栄養学科 教授 | 小西 敏郎 |
室長補佐 | 教授1名 | 医療保健学部 看護学科 教授 | 西村 礼子 |
部長1名 | 事務局・教務部 部長 | 稲田 高規 | |
室員 | 准教授(疫学・保健統計学担当) | 立川看護学部 看護学科 准教授 | 高木 晴良 |
講師 | 医療保健学部 医療栄養学科 講師 | 宮路 茜 | |
講師 | 千葉看護学部 看護学科 講師 | 大河原 知嘉子 | |
部長代理1名 | 事務局・世田谷事務部 部長代理 | 佐久間 雄一 |
(3)IR推進室運営会議
IR推進室に、業務に関する事項について協議及び連絡調整等を行うため、「IR推進室 運営会議」を置いています。「IR推進室 運営会議」では、各学部・学科の授業運営や学生指導等の実務に精通した教員との連携を重要と考え、准教授または講師を構成員とした意見交換の場として設置しています。なお、IR推進室は学長のリーダーシップに基づき運営される組織であるため、審議機関を設けておりません。