消費者庁取引対策課より、大学生等に対する投資用DVD販売にかかる被害防止のための周知依頼がありました。
詳細につきましては、下記をご覧ください。
最近、主に南関東の男子大学生から「友人に誘われて投資のセミナーに参加したら、高額な投資用教材DVDを勧められ購入した。その後、別の友人にDVDを紹介すれば紹介料がもらえると言われた」という相談が数多く寄せられており、2009年度以降、相談は全国で123件に上っています。特に2011年に入ってからは64件と急増。今後、高校の同窓生やアルバイト先などを介して、急速に拡大していく可能性もあります。
★大学生や大学関係者の方は、どうぞご注意ください。
★学生ローンで借金をするケースも…
・DVDの購入代金を学生ローンからの借金で支払っており、支払いが苦しいという相談も少なくありません。
・借り入れの際に「借金の理由は別の専門学校に通うためとするように」「定期的な収入を得ていることにして」とうそをつくように促されるケースもあります。
★主な相談事例
・「絶対ためになる」と誘われDVDを買ったが、直後に友人の誘いは紹介料のためとわかり、がく然とした。
・起業志望者の会員団体のはずが、実際は人を紹介する目的とわかり、怖くなった。
・DVDの代金支払いのために借金をしたが、他の人を誘えば返済ができると言われた。
★アドバイス
・友人や先輩から「大きな利益が得られる」などと持ちかけられても、安易に応じないようにしましょう。
・借金をしてまで契約しないようにしましょう。取引で得られる利益を見込んで契約したりしないでください。
・収入や勤務先についてうそをつくよう促されても応じないでください。
・友人を紹介して紹介料を受け取ると、加害者の立場になってしまったり、友人と金銭トラブルになったりと、友人関係が崩壊してしまうおそれがあります。
・現在友人を紹介している大学生は、紹介を止めましょう。
・トラブルにあったら、なるべく早く大学や消費生活センターに相談してください。勧誘方法等によってはクーリング・オフが可能な場合もあります。
・不審に思ったり、友人や家族の様子がおかしいと思われた場合も、ご相談ください。
★消費者庁取引対策課より、大学生等に対する投資用DVD販売にかかる被害防止のための周知依頼がありました。
詳細につきましては、下記(消費者庁注意喚起文)PDFをご覧ください。
http://www.caa.go.jp/trade/pdf/141127kouhyou_2.pdf
学生支援センター