千葉看護学研究科
研究科長メッセージ
宮本 千津子
少子超高齢社会を迎え、日本は保健医療の質を維持するため地域包括ケアシステムを選択し、今まで以上に多職種・多機関での連携を必要とするようになりました。地域包括ケアの考え方では機能分化が促進されます。だからこそ他機関や職種と確かに連携・協働し、保健医療サービスを必要とする人々が制度に振り回されずスムーズに移行し、健康な生活を営むためのケアを受けられるようにすることが必要です。
このような社会変化に呼応し、千葉看護学部では多職種で担うケアにおいて看護に求められる機能を明確にして人々をつなぐとともに、こういった実践を牽引・指導することのできる高度専門職業人の育成を行うべく看護学研究科を開設しました。
病院、訪問看護ステーション、老人保健施設、保健所、学校等で看護に携わり、人々のニーズに応える効果的な連携とは何か、どうしたらできるのかを学び発展させたいと考える皆さんに、ぜひ入学していただきたいと思います。
■修士課程
すべての看護者に連携する力が求められる今、看護ケアの実践において掴む・繋ぐ・示すことができ、高度専門職業人として組織・チームでの実践を牽引・指導する人材を育成します。
働きながら学べるカリキュラムと学修環境を用意しています。
[入学定員:8名 修業年限:2年 学位:修士(看護学)]
※履修内容により、2022年以降の公益社団法人日本看護協会の認定看護管理者認定審査受験資格要件「看護管理に関連する学問領域の修士以上の学位を取得しているもの」に該当します。
【千葉看護学研究科で獲得を目指す能力】
【千葉看護学研究科の特徴】
1.多職種で担うケアの推進に必要な知識・スキルに呼応したカリキュラム
地域包括ケアの時代において、多職種と連携し看護の機能を推進する基盤となる科目をコアとし、加えて、高度専門職業人として実践を牽引・指導するための知識とスキルを講義、演習、研究を通して学びます。
2.一人ひとりが推進をめざす看護機能に応じた4つの履修モデル
推進したい看護の機能に応じて、コミュニティ・ケア(地域におけるケアの推進)、生涯発達看護(臨床における課題の解決)、看護職キャリア支援(学生・現任への教育機能の推進)、看護マネジメント(組織での看護管理実践)から複数の科目を選択履修することができます。
*必修科目
3.働きながら修士号が取れる履修スケジュールと学修スタイル
授業は週末および連休期間等に開講、またインターネットを使った遠隔授業・研究指導を多く導入します。これにより働きながら学べ、2年間で修士号の取得が可能です。
【入試日程】
千葉看護学研究科 入試日程
【選考方法】
学力試験(英語読解を含む)、面接、および書類審査等を総合して行います。
※辞書・電子辞書持込可
※出願にあたっては必ず出願資格をご確認ください。出願資格⑧に該当する方は出願資格審査が必要ですので、出願前にご相談ください。
【個別相談】
ご相談は随時受け付けております。千葉看護学研究科の受験をお考えの方、ご関心をお持ちの方は問い合わせ先までご連絡下さい。
個別相談受付票
※ダウンロードいただき、個別相談に先立って提出をお願い致します。
【お問い合わせ先】
〒273-8710 千葉県船橋市海神町西1丁目1042番2号
TEL:047-495-7751
MAIL:chiba-master@thcu.ac.jp
受付時間:9:00~17:00(土日祝日は除く)