人口の高齢化やグローバル化など急速な社会の変化に応じて保健・医療・福祉のしくみも変化しています。そんな社会で生活している人々の価値観は多様化し、看護の対象者との出会いで皆様も変化を感じていらっしゃるのではないでしょうか。
急速に看護教育の高等化が進行し、実践されている看護職が大学院で学ぶ機会が増えています。まさに、皆様の蓄積された実践知が求められているといえます。
本研究科では実践で気になっている現象を紐解き、より良い看護を創造していくプロセスを支援していきたいと考えています。仕事や家庭と学業の両立は気力、体力のいることです。しかし、学びのプロセスを通して実践知を理論知とし、人々の健康生活の向上のために、貢献できると確信しています。一歩を踏み出してくださることを期待しています。