NURSE DREAM PROJECT 第二弾 ナースのお仕事図鑑

Portrait 07

大学
教員

片岡 大己さん

立川看護学部 教員

託されたバトンを、
今度は後輩たちへ。

大学教員になる道を選んだのは、前職の整形外科で看護の幅広さ、奥深さに触れたから。「今日はひとりで立てた」「明日は歩けるようになりたい」。そんな患者さんが日常を取り戻していく瞬間に立ち会えることは大きな喜びですが、その一方で症状も経過も人それぞれのため「この患者さんにとっての正しいケアとはなんだろう」と考え込んでしまうことも少なくありません。
こうした5年間の経験から「大学で看護を研究したい」「学生と一緒に学び合いながら、より良い看護を模索していきたい」とキャリアチェンジを検討するようになりました。看護職が決して忘れてはいけないのは、患者さんを支えたいという気持ち。わたしが学生だったころに先生から託された願いを、今度は大学教員として学生たちに託していけたらと考えています。
※2022年4月取材時の情報です