東京医療保健大学 感染制御学教育研究センター「感染制御実践看護学講座」は、感染防止対策加算の施設基準のひとつである「適切な研修」として、厚生労働省より認められております。
本講座修了生には修了証を授与すると共に、「感染制御実践看護師」の認定証および学校教育法第105条に基づき履修証明書を付与します。
また、本講座は文部科学省の「職業実践力育成プログラム(BP)」に認定されており、現職業務を継続しながらの受講が可能です。(様式1)(様式2)
教育カリキュラム
感染制御実践看護師育成を目的とし、現在勤務している自施設の業務を継続しながら受講できる教育カリキュラム(週末講義、集中講義、指定施設実習、自施設実習、課題演習など)を編成し、本学の大学院医療保健学研究科(修士課程、博士課程)の感染制御学領域の教育スタッフと外部の感染制御専門家によって講義が行われます。講義期間中には定期的に課題レポートが課せられ、担当教員より個別指導が行われます。
1.講義(週末講義、集中講義)
本学の大学院医療保健学研究科(修士課程、博士課程)の感染制御学領域の教育スタッフを中心に、以下の7つの項目を柱に感染制御学を系統的に学びます。
- 感染予防・管理システム
- 医療関連感染サーベイランス
- 感染防止技術
- 職業感染管理
- 感染管理指導
- 感染管理相談
- 洗浄・消毒・滅菌
2.施設実習(指定施設・自施設)
- 指定施設実習
本講座で指定する感染制御を先鋭的に実践している施設において1週間行います。
感染予防・管理プログラムと感染管理担当看護師の役割を理解し、演習で作成した感染予防・管理プログラム案を実際に展開することで、自施設において実践できる感染予防・管理プログラムの作成につなげます。 - 自施設実習
自施設実習は、指定施設実習での経験をもとに、自施設の現有組織を活用し日常活動を重視した実習を約2か月間実施します。
感染制御実践看護師(Professional Nurse for Infection Prevention and Control/PNIPC)
本講座修了試験の合格者には、東京医療保健大学 感染制御学教育研究センターから、厚生労働省の感染防止対策加算の施設基準による感染管理に係る専任の看護師として「感染制御実践看護学講座」の修了証を授与すると共に、感染制御実践看護師(Professional Nurse for Infection Prevention and Control/PNIPC)の認定証および学校教育法第105条に基づき履修証明書を授与します。現在、感染制御実践看護師は全国各地の自施設で、施設上層部の理解を得て、大いに活躍の場を広げています。
「感染制御実践看護学講座」問い合わせ先
〒141-8648
東京都品川区東五反田4-1-17
TEL:03-5421-7685
MAIL:kansenkouza@thcu.ac.jp